「WTX ウルトラライトセット」はapeksのBCDの組み合わせで当店人気NO1のBCDです。総重量約3Kgの超軽量モデルはトラベル用に適しているので旅行の多いダイバーにはとても魅力的です。
又、軽量なだけではなく「WTX ウルトラライトプレート」は筒状に丸めればリュックにも入るほどコンパクトになります。ブラダーはバックフロートタイプで高耐久性のダブルブラダーになっているので安心です。
テクニカルダイビングや本格的なダイビングで使用する場合は、プレートを変更したり、ブラダーを大きくしたり、Dリングを追加したりカスタマイズが可能です。世界に一つの自分だけのBCDにカスタマイズできます。
写真左 : WTX ドーナツウイング18(8L用)【apeks】
写真中央 : WTX ウルトラライトプレート【apeks】
写真中央(上) : WTX ブックスクリューセット【apeks】 20mm×2
写真右(上・下) : WTX ウェブドベルトASSY【apeks】
写真右(中) : BCD用タンクベルト【AQUALUNG】
今回は「WTX ウルトラライトセット」の組み立て方をアップします。購入後の組み立ての参考にして下さい。バックフロートタイプは組み立て方にも好みや工夫があります。自分の好みに合わせて組んで下さい。
まずはWTXウルトラライトプレートにWTXウェブドベルトASSYを上部から取り付けます。説明書やカタログではWTXウルトラライトプレートの前面にWTXウェブドベルトASSYを通していますが、私はWTXウルトラライトプレートの後ろにWTXウェブドベルトASSYを通しています。好みでさまざまな通し方ができると思います。
次にWTX ウェブドベルトASSYにショルダーパッドを通します。WTX ウェブドベルトASSYはモデルチェンジがあり、新しいタイプはショルダーパッドのなかにプレートがあり、頑丈になっています。
次はスライドバーメタルタイプとアングルDリング(角度付き)を取り付けます。DリングはアングルDリング(角度付き)とフラットDリングがあるので間違えないように気を付けて下さい。アングルDリング(角度付き)の位置は鎖骨の下ぐらいが使いやすいです。
又、写真では取り付けていませんがインフレーターに通すゴムバンドも好みで取り付けます。Dリングの下にリテーナーループを取り付けると水中ライトなどの固定に便利です。
写真1段目 : スライドバーメタルタイプ
写真2段目 : インフレーターに通すゴムバンド(左) スライドバープラスティックタイプ(中) リテーナーループ(右)
写真3段目 : ステンレスバックル(左) フラットDリング(中) アングルDリング・角度付き(右)
WTXウルトラライトプレートの腰部分にWTXウェブドベルトASSYを通して、動かないようにスライドバーメタルタイプを取り付けます。肩の位置のベルト部分に手が入るぐらいの隙間を空けておくのがちょうど良いです。
次は腰の左右の位置にフラットDリングを取り付けて、お腹の中心に位置するようにステンレスバックルを取り付けます。ウエイトベルトのクイックリリースと同じようにステンレスバックルが左になるように取り付けます。ステンレスバックルは好みによってわざと位置を変えるダイバーもいます。好みで余ったベルトはリテーナーループで固定します。
WTXウェブドベルトASSYのモデルチェンジ後のステンレスバックルはロゴも入り、使い心地もとても良くなりました。
WTXウルトラライトプレートの下部に股バンドセット(Dリング付き)を取り付けます。好みでスライドバーメタルタイプとフラットDリングを取り付けます。Dリングの位置は使いやすいようにブラダーと重ならないようにしましょう。
股バンドの長さはしっかりと身体を支えれるように調整しましょう。股バンドはバックフロートタイプBCDのメリットです。取り付けることによってBCDの上下の動きを固定できます。余ったベルトはスライドバープラスティックタイプで固定します。
WTXウェブドベルトASSYの左右の腰ベルト、股ベルトの余ったベルト部分を切ります。切った後はライターなどで焼き、ペンチで挟んでほつれないようにして下さい。
WTXブックスクリューセットで組み終わったWTXウルトラライトプレートとWTXドーナツウイング18(8L用)を繋ぎます。ここは緩みやすいため、ワッシャーを使用するのがおすすめです。定期的に緩んでいないか確認するようにして下さい。
最後にBCD用タンクベルトをWTXウルトラライトプレートとWTXドーナツウイング18に通して完成です。慣れていない方はBCD用タンクベルトをバックルに通すときに間違えないようにバックルに小さく書いてある番号と矢印の向きを確認して下さい。
「WTX ウルトラライトセット」は組み立て方にも好みや工夫があります。自分の好みに合わせて組んで下さい。ポケットやウエイトの収納スペースがないので、ショートテック【apeks】、WSX用 トリムポケット【apeks】との組み合わせがおすすめです。
又、当サイトのWTXウェブドベルトASSYの商品ページは旧モデルの写真ですが、お届けの商品は全て新しいモデルになっています。「WTX ウルトラライトセット」のWTXウェブドベルトASSYも新しいモデルになります。
Apeksの「WTX ウルトラライトセット」やバックフロートBCD「WTXシリーズ」の組み立てのご相談は気軽に当店までお問合せ下さい。購入後は当店での組み立てやサポートも可能です。